製品技術
- お客様からのさまざまなご要望に応え、製品ラインナップを拡充させてきたオチアイ。その製品開発を擔うのは製品技術課の設計者たちです。要求された性能をクリアするだけでなく、コストの削減や、量産化への考慮、部品としての組み立てやすさなど、実際のものづくりに即したノウハウに基づき、付加価値の高い製品を生み出しています。
設計
- 一から形狀を提案するのはもちろんのこと、お客様に図面をいただいた場合でもそのまま製品化するのではなく、専門的な知識と経験をもつ設計者が、さらにコストを削減できる形狀や、量産化により適した設計など、+αの提案を行っています。また、設計を依頼された段階で、お客様の製品に組み込まれる他の部品の仕様が既に決まっている場合も多く、それらの部品と上手く連動しながら、求められる性能を満たさなければならないという制約があります。社內でブレーンストーミングなどを行い、柔軟な発想で、突破口となるアイデアを導き出しています。
試作?試験
- オチアイでは、設計擔當者が試作?試験まで一貫して行う體制をとっています。設計者は、自ら設計した製品の"肝"となる部分を把握しているため、試作でも大きなブレが生じません。実験して求められる値が出なかった場合も、どこが悪かったのかすぐに判斷し、軌道修正することができます。こうした一貫対応により、お客様への迅速な提案とフィードバックを可能にしています。また、可能な限り量産時に近い狀況を再現し、試作品と実際の製品の性能に誤差が生じるのを防いでいます。
顔の見える設計者
オチアイでは近年、設計者が積極的にお客様のもとに伺う機會が増えています。設計者とお客様が密なコミュニケーションをとることで、精細な意思疎通や開発のスピードアップにつながっています。設計者のスキルアップとしても、お客様との対話や現場から得た知見を開発に活かすことができ、雙方に大きなメリットが生まれています。これからも、顔の見える設計者たちが、お客様と深い信頼関係を築いていけるよう努めてまいります。