"留める、つなぐを科學して、みんなの生活を支える企業です。"

クルマやテレビ、パソコンなど、現代の生活に必要なものの中で自分の役割を果たしているのが、オチアイの工業用ファスナー。ファスナーとは"止め具"という意味で、モノとモノ、部品と部品を留めてつなぐ箇所には、オチアイの止め輪やスプリングピン、スピードナットなどがしっかりと自己主張。年間生産量は何と50億個にものぼっているんです。

オチアイの商品開発は、営業、開発技術者、設計技術者、生産技術者たちの連攜プレーで生み出されます。まず市場からアイディアのヒントを摑んだ営業が、それを生産技術部門に持ち込みます。そしてそこで試作品が作られ、テストが行われます。それを受けた千葉工場の設計および生産技術者は、新製品の量産體制の可能性を見極め、基本のラインから人員配置、イールドマネジメントに及ぶまで、ビジネスにするためのあらゆる事柄について検討します。そして蓄えられたデータ、ノウハウに基づいて設計が行われ、生産ラインに乗せられるのです。この連攜こそが、オチアイの真骨頂。獨立系の自由さとともに、川上から川下まで一貫して自社で行うことが、優秀な工業用ファスナーの提供に結びついています。

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